男女共用トイレを避けるため、学校に行けなくなった女子生徒たち

Girls are skipping school to avoid sharing gender neutral toilets with boys (dailymail.co.uk)

リンク先の記事にある通り、イギリスでは学校のトイレの男女共用化が進んでいる。

しかしそれは女子生徒を不安にさせ、さらには健康を害する恐れがあると、保護者や教師たちが警告している。

生理中の女の子の中には、男子とトイレを共有することに不安を感じ、

「生理中」と思われることを恐れて家に引きこもってしまう子もいるようだ。

中には一日中排尿を我慢することで感染症のリスクを負ってしまう女子生徒も。

また、恐怖のあまり、学校で水を飲まないようにしている生徒もいるとか。

これら男女共用トイレは、トランスジェンダーとして異性と同じ施設を利用したいと考える子どもたちを、

より包括的に受け入れたいという願いに基づいている。

しかし、医師や政治家は、女子生徒がこれ以上被害に遭わないように、

男女共用トイレへの移行を止めるよう学校に呼びかけたという。

開業医のテッサ・カッツ氏は、定期的に長時間尿を溜めておくことで、

女子生徒が泌尿器系や膀胱系の感染症にかかるリスクが高まる可能性があると指摘している。

さらにこの男女共用トイレの増加は、保護者の反発をも招いている。

保護者の多くは、自分の子供が通う学校でそのような変更が行われる前に相談を受けていないと言う。

最近では、西ロンドンのサウス・ルイスリップにあるディーンズフィールド小学校で、

保護者たちが男女共用トイレの導入に反対する嘆願書を提出した。

4歳と8歳の娘を持つある母親は、

「個室の下と上が開いているので、年上の生徒が簡単にトイレに登って覗き込むことができる」

と怒りをあらわにしているという。

日本でもすべてのトイレを男女共用にすべきだと主張する人がいるようだが、

その結果、女の子たちにこのような被害を招いたことを決して忘れてはいけない。