「トランスジェンダーの人と付き合うことに前向きになれないなら、あなたはトランスフォビックです。」
というものだ。
トランスジェンダーを名乗る人に付き合ってほしいと言われたら、それを断るだけでトランス差別!と言われてしまうかも知れない。
絶対付き合ってほしいから、あらかじめトランスジェンダーを名乗っておこうと思う人が出てくるかも知れませんね。
India Willoughby: Is it discriminatory to refuse to date a trans woman? – BBC News
続いてこちらの記事。
”あるリアリティ番組をきっかけに、トランス女性との交際を拒否することが差別的かという議論が起こりました。
議論の発端となったのは、イギリスのリアリティ番組「Celebrity Big Brother」です。この番組では、マイナーな有名人が家に見立てたスタジオに閉じ込められ、24時間365日撮影されます。
このような状況では、当然のことながら、緊張感が高まり、会話がかみ合わなくなることがあります。TVジャーナリストのインディア・ウィロビーは、男性としてのキャリアを積んだ後、女性へと転身した人物です。
ウィロビーは、ハウスメイトたちに交際相手の好みを尋ねたところ、その会話がソーシャルメディアで大反響を呼びました。
ウィロビーは「あなたはトランス女性と付き合いますか?」と質問しました。
R’n’Bシンガーの ジヌワイヌ は「私はしないことにしています」と答えました。
「あなたは女性と付き合いますか?」とウィロビーがさらに尋ねました。
「はい」
「でも、トランス女性とは付き合わないの?」
「付き合わない。」
会話は続いた。ウィロビーが「キスしようよ」と提案すると、ジヌワイヌは「ノー」と答え、彼女から体を離した。
トランス女性との交際を拒否した ジヌワイヌ を「好み」と擁護するハウスメイトもいましたが、この問題はTwitter上で視聴者を二分しました。
視聴者の中には、 ジヌワイヌがトランス女性との交際を否定したことを、差別やトランスフォビア(トランスジェンダーの人々に対する嫌悪感や恐怖心)だと主張する人もいます。
「トランスフォビアとは?もしあなたがトランスの人たちを恐れているなら、トランスの女性を女性としての地位から排除しているなら、それはトランスフォビアなのです。」と述べるのは、モデルやソングライターとして活躍するトランス女性のサハラさんだ。
「ジヌワイヌが言ったことは、トランス女性と付き合ったことのない無知な人の言葉です。骨格がしっかりしていて、ハスキーな低いバリトンの声を持つトランス女性をセンセーショナルに描くメディアに踊らされた無知というべきでしょう。」とのこと。”
Straight Men Must Date “Trans Women” to Combat Hate, Say Activists (pulpitandpen.org)
続いてこちらの記事。
「「ストレート男性の98%は偏見のためにトランス女性とデートすることを望んでいない」と活動家は言うが、「トランス女性」は男性であり、ストレート男性は男性とデートしたくないという理由がある。」
「異性愛者である私たちが、現実とは異なるジェンダーである彼らのごっこ遊びの世界に付き合わなければならないということはないのです。性自認や性的指向を正しく持っている私たちは、同性が口紅やカツラをつけたからといって、また、神が望まないような男性化や体の切断をしたからといって、ランチを我慢したり、良心を抑えたりすることはできません。」と辛辣だ。
さて、あなたは偏見と戦うためなら、トランス女性とのキスもデートもいとわないだろうか?…それとも?