“ミスジェンダリング”したために処分された教師

Oxford teacher faces action over ‘misgendering’ pupil – BBC News

トランスジェンダーの生徒が男の子自認だったにもかかわらず、その生徒のことを女の子と呼んでしまった教師が、学校で懲戒処分を受けることになりました。

オックスフォード大学のキリスト教牧師であるジョシュア・サトクリフ氏は、生徒を含むグループに向かって「Well done girls(よくやった、女の子たち!)」と言ったことを認めました。

サトクリフ氏はこれを「舌が滑った」と表現しましたが、生物学的な性別は生まれたときに決まっていると信じていると述べました。

学校側は、コメントすることは「不適切」であるとしています。
11歳から18歳までの子どもたちを教えているサトクリフ氏によると、事件は11月2日に起きたとのことです。1週間にわたる調査の結果、彼がその生徒の「性別を間違えた(ミスジェンダリングした)」ことが判明したと述べています。

「性別が流動的であるという指摘は、私のキリスト教の信念と大きく対立するものですが…。私は自分の信念を他人に押し付けようとしたことはありません」とサトクリフ氏述べています。

その生徒には謝罪しましたが、「女の子として生まれた場合」に女の子と呼ぶことは「理不尽」だとは思わないとも同氏は述べています。

数名の内の一人が男性自認だったからと、女の子と呼んだだけで懲戒処分を受けるとは…。
その生徒の自認をどうやって知りえるのか?知らなかった場合はセーフなのか?
これでは生徒たちに声をかけるのすら躊躇ってしまいそうだ。